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神奈川県、埼玉県を中心に、お薬を通じてお子さまからお年寄りまで、地域住民の健康生活をサポートするケイアイエム(KIM)調剤薬局グループ

地域医療と患者様を安心でつなぐ ケイアイエム(KIM)調剤薬局グループ

お薬と生活

『お薬と生活』コーナーでは、お薬や健康生活にまつわる話題を取り上げています。
日々の生活の中に取り込めるちょっとした工夫や季節に応じた健康対策のほか、ケイアイエム(KIM Pharmacy)の薬局店舗での取り組みなど、みなさまの健康生活をサポートする情報を提供しています。

光線過敏症について

2015年6月

みなさんは『光線過敏症』という症状をご存知ですか??
光線過敏症とは日光アレルギーとも呼ばれ日光によって引き起こされる免疫反応です。
健康な人では問題のない日光の量で、皮膚が赤くなる、ぶつぶつができる、腫れて水膨れができる、かゆみが生じるなど、何らかの症状を伴うのが特徴です。
原因には、色々ありますが、最も多いものが薬剤性光線過敏症です。

1. 光接触皮膚炎

塗り薬や貼り薬などの外用剤を用いた部位に日が当たってかぶれるもの。外用剤を貼っていた部位のみ。

  •  ジクロフェナクナトリウム、ケトプロフェン製剤など

2. 光線過敏型薬疹

内服薬を服用後に、日が当たった皮膚に発疹ができる。部位は露出部の広範囲にわたる。

  •  解熱鎮痛消炎剤(ジクロフェナクナトリウム錠など)ニューキノロン系抗菌薬(レボフロキサシン錠など)
  •  血圧降下薬(トリクロルメチアジド錠など)精神系用薬(クロルプラミン塩酸塩錠など)

症状が発現してしまった場合、原因と思われる薬剤を中止し、日光を遮断することで約二週間で症状は治まります。
その間は日中の外出を避け長袖の衣類、帽子、手袋等を着用し日焼け止めを塗布するなどを行います。
紫外線はガラス窓で吸収されずに通過してくるので油断しないようにしましょう。

原因の分からない湿疹、強いかゆみの出た時は早めに専門医を受診して適切な診断、治療を受けることが大切です。

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