世界的な新型コロナウイルス肺炎の流行により、アルコールで消毒することが新しい日常として定着しています。
しかし、なんとなくアルコール消毒していませんか？
今回は「アルコール消毒しているつもり」にならないための正しい使い方についてお話します。

ポンプを下まで完全に押し切ると、消毒液が乾くまでの30秒以上微生物と消毒液が接触することになり、十分な消毒効果が得られます。

擦りすぎると手にいる常在菌が浮き上がって手指の菌が増えるため、指先から手掌、手首まで塗り広げるようにして乾燥させ、強く擦らないようにしましょう。

スプレーノズルのついているものは対象物に対して20cmほど離して散布し、布片などで塗り広げます。
散布量は最低でも消毒対象物上で20秒は乾かない量を目安にしましょう。

なお、使用するときには必ずラベルなどをご確認の上お使いください。

アルコール消毒以外にも、新型コロナウイルスとの共存を想定した「新しい生活様式」を定着させ、「三つの密」を徹底的に避け、「身体的距離の確保」「マスクの着用」「手洗い」などの基本的な感染対策を継続していきましょう。